ふるさと納税の返礼品(寄付のお礼に届く品)から、11月ごろに旬を迎える魚介・海鮮を、秋の味覚として紹介します。
日本海でズワイガニ漁が解禁されるのは、11月の上旬です。11月からは、冬の海の品が一斉に並びます。真牡蠣が出はじめ、野付・根室や噴火湾のホタテは貝柱が太りだします。
11月は年末より1か月早いので、同じ品でもまだ申し込みが集まっていません。12月に申し込みが混み合う品を、11月なら先に受け取れます。
11月に予約しておく返礼品
11月に予約しておく返礼品はありません。
次に締め切りが来るのは、12月の年末に食べるカニです。年内に受け取るための締切は12月の上旬なので、それまでに品を決めてください。11月は、旬に入った品をそのまま申し込める時期です。
11月に旬を迎える魚介・海鮮
| もの | ひと言 |
|---|---|
| ズワイガニ | 漁は11月上旬に解禁 |
| 牡蠣 | 冬の真牡蠣の出はじめ |
| タラバガニ | 11月から選べるページが増える |
| 甘エビ | 子持ちが獲れる月 |
| 真ダラ | 鍋用の切り身が並びはじめる |
| ホタテ | 野付・根室と噴火湾のものが太りはじめる |
| ノドグロ | 開きの返礼品が多く並ぶ |
ズワイガニ
日本海のズワイガニ漁は、11月上旬に解禁されます。漁が終わる日は、雄と雌で別々です。
雄は甲羅の幅が10センチを超え、脚に太い身が入ります。雄の漁は3月20日ごろまでです。雌は甲羅の幅が7センチほどで、脚の身は少ないかわりに、外と内に卵を抱えています。雌の漁が終わるのは12月末です。
雌のズワイガニは、地域によってセコガニ・香箱ガニ・親ガニと呼ばれます。卵を目当てにするなら、雌を頼めるのは11月から12月だけです。脚の身を食べたいなら、雄を選んでください。
牡蠣
11月は、冬の真牡蠣の出はじめです。牡蠣の身が入りきるのは2月なので、11月の牡蠣は粒がやや小ぶりです。
そのぶん、11月の寄付額は年末より下がります。12月に近づくほど申し込みが集まり、同じページでも受け取るまでの日数が延びます。粒の大きさより早く受け取ることを優先するなら、11月に申し込んでください。
むき身1kgは、Lサイズで40粒から50粒ほど入っています。鍋に入れるなら2人で1回に10粒として、4回から5回ぶんです。500グラムの袋2つに分かれているものを選ぶと、1回ぶんずつ解かせます。
タラバガニ
タラバガニは、11月から選べるページが増えます。冷凍で1年中届く品ですが、年末に向けて自治体が受付を開くためです。
届き方は、ゆでてから凍らせたボイルと、生のまま凍らせた生冷凍の2つです。ボイルは解かすだけで食べられます。生冷凍は焼きガニやしゃぶしゃぶに向いていて、火を入れると身が甘くなります。
焼きガニにするなら、半分凍ったまま殻を下にして網に載せてください。完全に解かしてから焼くと、身の水分が抜けて縮みます。先に殻へ切り込みを入れておけば、食べるときに殻を割らずに済みます。
甘エビ
11月は、子持ちの甘エビが獲れる月です。福井県の観光サイトによると、5月から1月に獲れる子持ちの甘エビは、青い卵を抱えています。
新潟県の案内によると、甘エビは生まれたときは雄で、4歳から6歳で雌になるえびです。北海道立総合研究機構の案内では、雌は3月から4月ごろに卵を産みます。卵がふ化する翌年の1月から2月ごろまでの10か月ほど、雌は卵を腹に抱えたままです。
ただ、子持ちか子無しかを選べないページもあります。子持ちが欲しいなら、名称に「子持ち」か「卵あり」と書いたページを選んでください。
解かし方は、箱か商品ページの指示に従ってください。流水で解かすように書いたページが多くあります。
真ダラ
真ダラの鍋用の切り身は、11月から並びはじめます。卵を産む12月から翌年3月の前が、白子の大きくなる時期です。
真ダラの白子の呼び名は、地域によって分かれます。北海道では「タチ」、秋田や山形の酒田では「ダダミ」です。「くもこ」「きくこ」は、見た目から付いた呼び名です。どれも同じ雄の精巣で、返礼品のページでは産地の呼び名がそのまま使われています。
雌の真ダラからは、真子が取れます。たらこの原料になるのはスケトウダラの卵で、真ダラの真子は、しょうゆ漬けや子和えに使われます。同じタラでも、種類によって卵の使い道が違います。
ホタテ
北海道のホタテは、11月から貝柱が太りはじめます。ホタテは水温が下がるにつれて身に養分をためこみ、貝柱が最も太るのは12月から3月です。
返礼品のページには、「玉冷」という言葉が出てきます。玉冷とは貝柱だけを凍らせたもので、殻も貝ひもも外してあります。届いたら解かして切るだけなので、下ごしらえが要りません。
殻付きの活ホタテを頼むなら、貝をむくためのへらを用意してください。平らな面を上にして殻のすきまへへらを差し込み、上の殻に沿って滑らせると貝柱が外れます。
貝ひもは食べられますか
食べられます。黒い部分だけ取り除いて、塩でもんでぬめりを洗ってください。バターで炒めるか、酒蒸しにすると歯ごたえが出ます。
ノドグロ
ノドグロの脂の量は、獲れた月よりも、獲れた海と獲り方で大きく分かれます。島根県水産技術センターの調査では、浜田沖の底びき網で獲れたノドグロは、1年を通して脂がのっていました。
返礼品では、開きにしたノドグロが多く並びます。一夜干しは干す時間が短く、身がふっくらした仕上がりです。長く干したものは水分が抜けて、味が濃くなります。
焼くときは、皮を下にして中火で5分焼き、返して3分焼いてください。脂が多い魚なので、グリルの受け皿に水を張っておくと煙が立ちません。焼き上がりに大根おろしを添えると、脂っぽさが和らぎます。
よくある質問
Q. 11月に申し込むと、年内に届きますか?
在庫のある品なら届きます。11月は12月ほど申し込みが集まっていないので、発送までの日数も延びません。ただし解禁直後のカニは、水揚げの量しだいで届く日が前後します。年内に受け取りたいなら、着日を指定できるページを選んでください。
Q. 冬のカニは、11月と12月のどちらで頼むと選べますか?
11月です。12月は年内着の締切へ向けて申し込みが集まるので、受付を止めるページが増えます。同じ寄付額でも、11月のほうが脚の太いカニを選べます。
Q. セコガニは、どうやって食べますか?
甲羅を外して、外側の卵と、中のオレンジ色の内子をそのまま食べます。脚の身は少ないので、甲羅の中身を目当てに食べるカニです。1杯200グラムほどなので、1人1杯から2杯が目安です。
Q. 11月に届く品を、全部受け取れますか?
冷凍庫の空きしだいです。カニの脚1kgで棚1段、牡蠣のむき身1kgで500グラムの袋2つ、ホタテの玉冷1kgで厚さ8センチの箱ひとつ分の場所を使います。3つを同じ週に受け取ると冷凍庫に入りきらないので、着日を1週間ずつずらしてください。
まとめ
- 11月に予約しておく返礼品はない。次の締切は12月の年末に食べるカニ
- 日本海のズワイガニ漁は11月上旬に解禁。雌の漁は12月末で終わる
- 雌はセコガニ・香箱ガニ・親ガニと呼ばれ、卵を目当てに食べる
- 牡蠣の出はじめは粒が小ぶり。むき身1kgでLサイズ40〜50粒
- タラバガニの生冷凍は焼きガニに向く。半分凍ったまま網へ
- 甘エビは5月から1月に子持ちが獲れる。欲しいなら名称に「子持ち」「卵あり」とあるページを選ぶ
- ホタテの玉冷は、貝柱だけを凍らせたもの。下ごしらえが要らない
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11月の魚介・海鮮を、一問一答でふり返る
- ふるさと納税で11月に旬を迎える魚介・海鮮は何ですか?
- ズワイガニ・牡蠣・タラバガニ・甘エビ・真ダラ・ホタテ・ノドグロなどです。日本海のズワイガニ漁は11月上旬に解禁され、雌の漁は12月末で終わります。
- 11月に予約しておくふるさと納税の返礼品はありますか?
- ありません。次に締め切りが来るのは12月の年末に食べるカニです。年内に受け取るための締切は12月の上旬に来るので、そこまでに申し込む品を決めておきます。
- ズワイガニの雄と雌は、何が分かれますか?
- 大きさと漁の期間です。雄は甲羅の幅が10センチを超えて、脚に太い身が入ります。雌は甲羅の幅が7センチほどで、卵を目当てに食べます。雌の漁は12月末で終わり、雄の漁は3月20日ごろまでです。
11月の申し込みで、迷いやすいところ
表とカードに書ききれなかった締切の理由や、品の選び分けを記事にまとめています。
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11月の品を、1つの表にまとめました
| もの | ひと言 |
|---|---|
| ズワイガニ | 日本海の漁は11月上旬に解禁されます。タグ付きのカニの受付は、解禁より前に始まります |
| 牡蠣 | 冬の真牡蠣の出はじめです。年末に近づくほど申し込みが集まります |
| タラバガニ | 冷凍で通年届きますが、11月から選べるページが増えます |
| 甘エビ | 子持ちが獲れる月です。解かし方は箱か商品ページの指示に従います |
| 真ダラ | 11月から鍋用の切り身が並びます。生の白子は届く日を指定できないページが多い品です |
| ホタテ | 北海道の野付・根室と噴火湾は、12月から旬に入ります。1kgあたりの個数で大きさが分かります |
| ノドグロ | 脂の量は、月より獲れた海と獲り方で分かれます。塩焼き用の開きが並びます |
ほかの月と、ほかのカレンダー
ふるさと納税の決まりは、年ごとに見直されます。控除の上限額も、返礼品として出せる品の 基準も、去年と同じとはかぎりません。申し込む前に、自治体と、さとふる・楽天ふるさと納税 などの申込サイトの記載を確かめてください。