ふるさと納税の返礼品(寄付のお礼に届く品)から、12月ごろに旬を迎える魚介・海鮮を、冬の味覚として紹介します。
12月には、締切が2つ重なります。12月中に受け取るための締切は上旬、寄付そのものの締切は31日です。
海の品は、12月に冬の盛りに入ります。寒ブリに脂がのり、ホタテの貝柱が太り、真ダラとアンコウが鍋の材料として並びます。12月は品を選ぶより先に、届く日を決めてください。
12月に予約しておく返礼品
年末に食べるカニ
年内に受け取るための締切は、12月の上旬です。運送会社が年末に運べる荷物の量には限りがあり、自治体はその量に合わせて受付を締めます。
この締切は、ほかの月の締切より2週間から3週間早い日付です。12月の中旬を過ぎてから申し込んだぶんは、年明けの発送に回ります。年末の食卓に出したいなら、上旬までに品を決めてください。
迷うのは、タラバガニとズワイガニのどちらにするかです。脚の食べ応えを求めるならタラバ、身の甘みと爪の中身を求めるならズワイを選んでください。人数の多い食卓なら、脚が1本ずつ太くて取り分けやすいタラバのほうが、皿の上で見栄えがします。
上旬に間に合わなかったら、どうなりますか
1月の発送になります。12月31日までに申し込んだぶんは、届くのが1月でもその年の寄付として扱われます。1月のカニは年末より選べるページが増えるので、日にちにこだわらないなら年明けでもかまいません。
12月に旬を迎える魚介・海鮮
| もの | ひと言 |
|---|---|
| 牡蠣 | 年末は配送が混む |
| 寒ブリ | 脂がいちばんのる時期 |
| ホタテ | 貝柱が太る時期 |
| 真ダラ | 鍋の切り身と白子が別に並ぶ |
| アンコウ | 肝がそのまま付くかは内容量の欄で見る |
| 甘エビ | 秋から冬がおいしい |
牡蠣
12月に牡蠣を頼むなら、着日を指定できるページを選んでください。年末は運ぶ荷物が増えるため、届く日が読めなくなります。
殻付きで届いた牡蠣は、蒸してから開けると手が滑りません。殻ごと蒸し器か電子レンジで3分温めると、貝柱がゆるんで殻が浮きます。殻のすきまに刃を入れれば、力を入れずに開けられます。
鍋にするなら、むき身で2人ぶん10粒が目安です。土手鍋は、鍋の内側にみそを塗ってから汁を張り、煮立ったところへ牡蠣を入れます。牡蠣は火を通しすぎると縮むので、縁が反り返ったら火を止めてください。
寒ブリ
寒ブリに脂がのるのは12月から2月で、なかでも12月から1月の脂がいちばん多くなります。ブリは産卵の場所へ向かって南へ下るあいだに、皮の下と腹に脂をためこみます。
ぶりしゃぶにするなら、薄く切った身を汁に3秒くぐらせ、色が変わったら引き上げてください。3秒で引き上げれば、脂が汁へ落ちる前に食べられるからです。長く汁に入れるほど身が締まり、噛みごたえだけが強くなります。
返礼品には、あらが付いてくるページもあります。あらは、大根と煮ると汁に脂とうまみが出る部位です。煮る前に熱い湯をかけて血合いを洗い流すと、生ぐささが残りません。
ホタテ
ホタテの貝柱が太るのは、12月から3月です。この時期の北海道のホタテは、身に養分がたまりきった状態です。
凍らせた貝柱を解かすと、水が出ます。冷蔵庫で6時間かけて解かすと出る水の量が減り、刺身にしたときに甘みが残ります。急いで解かすと水と一緒にうまみも抜けるので、前の日の夜に冷蔵庫へ移してください。
火を通すなら、解かさずにそのままフライパンへ入れてください。凍ったまま焼くと、水が出る前に表面が焼き固まります。バターで両面を2分ずつ焼き、縁が白くなったら火を止めてください。
真ダラ
真ダラの返礼品は、鍋用の切り身と白子が別々のページで並びます。1つのページで両方を頼めるとはかぎりません。
鍋の量は、農林水産省が紹介する山形県のどんがら汁が目安になります。4人分で、骨と内臓も含めた真ダラが1kgです。切り身は凍ったまま鍋へ入れられるので、解かす手間が要りません。
生の白子は、届く日を指定できないページが多い品です。年末に受け取りたいなら12月の発送日が書かれたページを選び、留守にする日は申し込みのときに伝えてください。塩水でぬめりを洗ってから湯にくぐらせ、氷水に入れると粒が締まります。鍋に入れるなら、最後に入れて30秒で引き上げてください。
アンコウ
アンコウの鍋セットには、肝がそのまま付くものと、肝をスープに溶かしてあるもの、身だけのものがあります。内容量の欄で確かめてください。
鍋にするなら、身から先に入れて汁にうまみを出します。セットには皮・身・胃袋・えらが混ざって入っており、部位ごとに火の通り方が違います。皮はすぐやわらかくなります。胃袋は少し長めに煮てください。
肝を鍋へ溶かすと汁が濃くなりますが、そのぶん肝の食感は残りません。
甘エビ
甘エビは、獲れてすぐより、1日ほどたったほうが甘くなります。水産物の卸会社の横浜丸魚は、獲ってすぐの甘エビは甘くない、と説明しています。
船の上ですぐに凍らせた甘エビは、甘さが出る前に凍らせたものです。解かしてすぐは甘みがまだ出きっていないため、解かしたあと冷蔵庫のパーシャル室に数時間入れてから食べるよう書いた返礼品のページもあります。冷蔵庫に置いておくのは、ページや箱に書かれた期限のうちだけにしてください。
殻と頭は、捨てずに使えます。頭を焼いてから味噌汁へ入れると、汁に香りが移ります。殻は素揚げにして塩をふれば、そのまま食べられます。
よくある質問
Q. 12月31日に申し込んでも、その年の寄付になりますか?
なります。決済が12月31日までに済んでいれば、その年の寄付として扱われます。カードの決済日が年をまたぐと翌年の寄付になるので、申し込みサイトの表示を確かめてください。品が届くのが1月になっても、寄付した年は決済した年のままです。
Q. 年末に届く品を、まとめて受け取れますか?
冷凍庫の空きしだいです。カニの脚1kgで棚が1段、ブリのブロック2kgで長さ30センチ、牡蠣のむき身1kgで500グラムの袋2つ分の場所を使います。3つを同じ日に受け取ると冷凍庫に入りきりません。カニだけ年末の着日を指定して、ほかの品は11月中に受け取っておく方法もあります。
Q. 鍋の材料は、どれを選べばよいですか?
真ダラとアンコウのどちらかを選んでください。冷凍で届くものを両方頼むと、冷凍庫が埋まります。アンコウには冷蔵で届くセットもあり、届け先の地域が限られます。あっさりした汁にするなら真ダラ、こくのある汁にするならアンコウです。野菜のカレンダーの12月には、白菜とねぎが並びます。
Q. 年内に届かなかったぶんは、いつ届きますか?
1月の上旬から中旬です。自治体が年末年始の休みに入るので、発送は年明けから再開します。カニは1月のほうが選べるページも増えるので、日にちにこだわらないなら年明けの受け取りでもかまいません。
まとめ
- 年内に受け取るための締切は12月の上旬。ほかの月より2〜3週間早い
- 中旬を過ぎて申し込んだぶんは1月に届く。寄付は12月ぶんのまま
- 年末の牡蠣は届く日を指定できるページを選ぶ。殻付きは蒸してから開ける
- 寒ブリに脂がいちばんのるのは12月から1月。ぶりしゃぶは3秒で引き上げる
- ホタテの貝柱を解かすのは冷蔵庫で6時間。焼くなら凍ったままフライパンへ
- 真ダラの鍋は、骨と内臓も込みで4人1kgが目安。白子は届く日を指定できないページが多い
- 甘エビの頭は焼いてから味噌汁へ、殻は素揚げにできる
商品は楽天で探して、★4.3以上のものを、レビューの多い順に並べています。 ★の数も価格も、売り切れかどうかも日ごとに書き替わります。押した先の商品ページで、いまの表示を確かめてください。
12月の魚介・海鮮を、一問一答でふり返る
- 12月に予約しておくふるさと納税の返礼品は何ですか?
- 年末に食べるカニです。年内に受け取るための締切は12月の上旬に来ます。ほかの月の締切より早いので、年末の食卓に出したいなら上旬までに品を決めてください。
- ふるさと納税で12月に旬を迎える魚介・海鮮は何ですか?
- 牡蠣・寒ブリ・ホタテ・真ダラ・アンコウ・甘エビなどです。寒ブリに脂がのるのは12月から2月で、北海道の野付・根室と噴火湾のホタテの貝柱が太るのも12月から3月です。
- 12月の中旬を過ぎてから申し込むと、年内に届きませんか?
- 届かないページが増えます。年内着ぶんの受付を12月の上旬で締める自治体が多いためです。中旬以降に申し込んだぶんは年明けの発送に回ります。1月に届いても寄付は12月ぶんとして扱われます。
12月の申し込みで、迷いやすいところ
表とカードに書ききれなかった締切の理由や、品の選び分けを記事にまとめています。
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12月の品を、1つの表にまとめました
| もの | ひと言 |
|---|---|
| 年末に食べるカニ(タラバガニ・ズワイガニ) | 年内に受け取る締切は12月上旬です。先に品を決めておきます申し込みどき:12月上旬までに申し込む → 年内着 |
| 牡蠣 | 年末は配送が混みます。着日を指定できるものを選びます |
| 寒ブリ | 脂がいちばんのる時期です。ブロックで届くものは、切り分ける包丁を用意しておきます |
| ホタテ | 北海道の野付・根室と噴火湾が旬に入る月です。刺身にするなら、生食用と書かれたものを選びます |
| 真ダラ | 鍋の切り身と白子が別に並びます。白子は日持ちが短い品です |
| アンコウ | 鍋用に切り分けて届きます。肝がそのまま付くかは、内容量の欄で確かめます |
| 甘エビ | 新潟県の案内では、秋から冬がおいしい時期です。頭は焼いてから味噌汁の出汁に使えます |
ほかの月と、ほかのカレンダー
ふるさと納税の決まりは、年ごとに見直されます。控除の上限額も、返礼品として出せる品の 基準も、去年と同じとはかぎりません。申し込む前に、自治体と、さとふる・楽天ふるさと納税 などの申込サイトの記載を確かめてください。