毛穴の化粧品の選び方|詰まり・開き・黒ずみ別に使うもの
毛穴に使うものは、詰まりと黒ずみなら洗顔料やクレンジングから選びます。開きなら化粧水や美容液です。サリチル酸やナイアシンアミド(ビタミンB3の仲間)がどちら向きの成分かと、箱に書ける効能も、化粧品と医薬部外品に分けてまとめました。
何が起きているか
鏡を近づけると、小鼻のまわりの毛穴だけ影のように見える。重ねたファンデーションが、夕方にはそこだけ浮いてきます。毛穴の悩みは、詰まり・開き・黒ずみの3つです。
3つは、毛穴のまわりの肌を指で軽く引っぱると見分けられます。引っぱると毛穴の影が消えるのが開き、白い芯が見えるのが詰まり、その芯の先が黒いのが黒ずみです。
同じ「毛穴」でも原因が別なので、ひとつの手当てで3つすべてには対応できません。

詰まりの正体は角栓です。皮脂と古い角質(はがれ落ちずに残った肌の表面)が、毛穴の中で混ざって固まります。開きは、毛穴の出口が広がって、元の大きさに戻りにくくなった状態です。
黒ずみは、その角栓の先が空気にふれて、黒っぽく色を変えたものです。だから、詰まりと黒ずみに使うものと、開きに使うものは別々になります。
自分の毛穴が3つのどれなのかを先に決めると、合わないものを長く使わずに済みます。
チェックするポイント(効能)
効能とは、その商品が「何をするもの」として売られているかを表す言葉です。 パッケージに書ける効能は法律で決まっていて、区分ごとに中身が違います。 区分は、化粧品(いまの状態を保つもの)、医薬部外品(国が効き目を認めた成分が、 決まった量だけ入ったもの。パッケージに「薬用」と書かれています)、 一般用医薬品(薬局・ドラッグストアで買える薬)の3つです。 下の表の言葉がパッケージにあるものは、この悩み向けに作られています。
| 区分 | パッケージに書ける効能 |
|---|---|
| 化粧品 | 「皮膚をすこやかに保つ、皮膚にうるおいを与える」 |
| 医薬部外品(薬用) | 「皮膚を清浄にする、皮膚を健やかに保つ」 |
| 医薬部外品(薬用) | 「肌あれ・あれ性を防ぐ」 |
毛穴のまわりの肌を引っぱっても影が消えず、白い芯や黒い先が見えるなら「皮膚を清浄にする」と書いてあるものを取ります。引っぱると影が消えるなら、「肌あれ・あれ性を防ぐ」と書いてあるほうです。
チェックするポイント(成分)
- サリチル酸 … 毛穴の出口に固まった角栓をやわらかくします。詰まりと黒ずみに向けた成分です
- グリコール酸(AHA) … 表面に残った古い角質をはがれやすくします。こちらも詰まりに向く成分です
- クレイ(泥) … 毛穴から出た皮脂を吸い取ります。同じく詰まりに向く成分で、洗い流すものに入っています
- ビタミンC誘導体(ビタミンCを肌に入りやすく変えたもの) … 皮脂と、角栓の先が黒くなった黒ずみに向けた美容液に入っています
- ナイアシンアミド(ビタミンB3の仲間) … 塗って使う側の成分で、開きが気になる化粧水・美容液に入っています
気をつけること
角栓を指で押し出さないでください。押し出したあとの毛穴は、開いたまま元の大きさに戻らないことがあります。はがすタイプのパックとスクラブは、週1回までにとどめます。
ふだんの洗顔は、泡を転がすだけにしてください。開きに向けたものを詰まりに使っても、白い芯は取れません。まず、自分の毛穴が3つのどれなのかを決めてください。
赤く腫れているものは毛穴ではなくニキビなので、ニキビ用の棚へ移ってください。
毛穴におすすめの商品
下に並べたのは、詰まりと黒ずみに向けた、メイクと皮脂を落とすほうのものです。肌を指で引っぱると毛穴の影が消えるなら「開き」です。開きには、落とすものを足しても向きません。成分表示にナイアシンアミドと書いてある、化粧水・美容液の棚へ移ってください。
商品は楽天で探して、★4.3以上のものを、レビューの多い順に並べています。 ★の数も価格も、売り切れかどうかも日ごとに書き替わります。押した先の商品ページで、いまの表示を確かめてください。
肌に合わないときは使用を中止し、症状が続くときは皮膚科へ。
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ほかの悩み
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- シワ 読み終わると、いまのシワが乾燥による小ジワか、真顔でも残る深いシワかを、鏡の前で見分けられます。塗って届く範囲と、塗っても届かない範囲も分かります。
- くすみ くすみに使うものは、原因で選び分けます。血のめぐりか古い角質(はがれ落ちずに残った肌の表面の細胞)を疑うなら洗顔料、糖化を疑うなら美容液です。糖化とは、余った糖がたんぱく質とくっついて、肌に黄色っぽい色がつくことです。箱に書ける効能の違いと、答えが出るまでの日数が短い順に試す理由もまとめました。
- ニキビ 読み終わると、いまのニキビが4つの段階のどこにいるかが分かります。箱に「ニキビを防ぐ」と書いてある1本を使う時期と、皮膚科へ行く時期を、自分で決められます。
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- 赤み・酒さ 読み終わると、頬の赤みが一時的なものか、数週間続いているものかが分かります。そのうえで、いま使っている化粧品を替えるのが先か、皮膚科で見てもらうのが先かが決まります。
- テカリ・皮脂 読み終わると、いまのテカリが皮脂の出しすぎなのか、落としすぎの反動なのかが分かります。洗う回数を増やす以外の手も見つかります。
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- 肌あれ 読み終わると、いつもの化粧水が急にしみるときは、先に肌の側を疑えばよいと分かります。荒れている間にやめる化粧品も決まります。
- かかと・ひじのガサガサ 読み終わると、かかとの角層(肌のいちばん外側にある、はがれ落ちる手前の細胞の層)が顔よりずっと厚いことが分かります。顔用の乳液では届かないわけと、選ぶ尿素の濃さも分かります。
- 日焼け・UV対策 日焼け止めは、SPFの数字とPAの+の数が、両方とも箱に出ているものから選びます。屋内で過ごす日はSPF20〜30・PA++、外を歩く日はSPF30〜50・PA+++、海や炎天下ならSPF50・PA++++が目安です。SPFとPAが防ぐ相手の違いと、1回に塗る量もまとめました。
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