シミ・そばかすの化粧品の選び方|成分別に使うもの
シミ・そばかすに使う美容液は、箱に「メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ」と書いてある医薬部外品から選びます。いま顔にあるシミを薄くする、と箱に書ける化粧品・医薬部外品はありません。気になるシミがあるときは、皮膚科で相談してから決めます。
何が起きているか
洗顔のあと、頬骨のあたりに前より濃い点が増えている。ファンデーションでは隠れきりません。紫外線や摩擦で、メラニン(日ざしから肌を守るためにつくられる色のもと)がつくられます。
外へ出ていく量が追いつかないと、そのぶんが色として残ります。年齢が上がると、ターンオーバー(古い細胞がはがれ落ちて、新しい細胞に入れ替わる周期)が遅くなる。
つくられたメラニンが外へ出ていくまでの日数が、そのぶん延びます。

紫外線が当たると、肌の奥の細胞を守るためにメラニンがつくられます。肌をこすったところでメラニンが増えるのも、同じ理由です。こすって起きた小さな炎症から、肌を守るためにつくられます。
つくられたメラニンは、ターンオーバーで古い細胞といっしょにはがれ落ちていきます。つくられる量とはがれ落ちる量がつり合っていれば、色としては残りません。
色として残るのは、はがれ落ちる量が追いつかなくなったときです。ターンオーバーは年齢とともに遅くなるので、つくられる量が同じでも、メラニンは残りやすくなります。
だから、先に手を付けるのは、紫外線を防ぐことと、肌をこすらないことです。
仕組みからくわしく読むなら夏が終わってシミが濃く見える理由|早めに皮膚科へ行く目印までへ。
チェックするポイント(効能)
効能とは、その商品が「何をするもの」として売られているかを表す言葉です。 パッケージに書ける効能は法律で決まっていて、区分ごとに中身が違います。 区分は、化粧品(いまの状態を保つもの)、医薬部外品(国が効き目を認めた成分が、 決まった量だけ入ったもの。パッケージに「薬用」と書かれています)、 一般用医薬品(薬局・ドラッグストアで買える薬)の3つです。 下の表の言葉がパッケージにあるものは、この悩み向けに作られています。
| 区分 | パッケージに書ける効能 |
|---|---|
| 医薬部外品(薬用) | 「メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ」 |
| 一般用医薬品 | 「しみ(肝斑に限る)の緩和」 |
手に取るのは、「メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ」と書いてある美容液です。いま濃くなっているシミを薄くする、と箱に書ける化粧品・医薬部外品はありません。
チェックするポイント(成分)
- トラネキサム酸 … メラニンをつくらせない成分です。肝斑(頬骨のあたりに左右対称に広がるシミ)の飲み薬にも使われています
- ビタミンC誘導体(ビタミンCを肌にしみこみやすい形に変えたもの) … こちらもメラニンをつくらせない成分です。箱に「メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ」と書ける医薬部外品に入っています
- アルブチン … 同じく、メラニンをつくらせない成分です
- 4MSK … メラニンをつくらせない成分で、医薬部外品の承認成分です
- L-システイン(塗らずに飲む成分) … 箱に「しみ、そばかす、日やけによる色素沈着」と書ける一般用医薬品に入っています。色素沈着というのは、こすった刺激や日やけのあとに色が残ることです
気をつけること
日焼け止めを塗らないまま、「防ぐ」と書いてある美容液だけを使っても、出ていく量はつくられる量に追いつきません。日焼け止めがないと、肌に届く紫外線の量が減らないからです。
肌をこすることもメラニンが増えるもとになるので、洗顔もタオルも押さえるだけにしてください。頬骨のあたりに左右対称に広がっているときは、肝斑のことがあります。
肝斑に使えると箱に書けるのは、上の表の一般用医薬品のほうです。自分で見分けるのは難しいので、まず皮膚科で見てもらってください。
シミ・そばかすにおすすめの商品
下に並べたのは、美白の医薬部外品の美容液です。箱に「メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ」と書いてあるかを見て、1本だけ選べば足ります。左右対称に広がる肝斑を疑う人は、薬剤師さんのいる一般用医薬品のカウンターへ移ってください。
商品は楽天で探して、★4.3以上のものを、レビューの多い順に並べています。 ★の数も価格も、売り切れかどうかも日ごとに書き替わります。押した先の商品ページで、いまの表示を確かめてください。
肌に合わないときは使用を中止し、症状が続くときは皮膚科へ。
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